卵について考える

卵を食べるときに、タンパク質だけ飲み込んで、コレステロールだけ鼻から出すな んてことはできないんですよ。良いものも悪いものも含めて、一つの食べ物を全部食 べているんです。

もっとわかりやすく言えば、ビタミンCという食べ物を食べたことがありますか? カルシウムという食べ物を食べたことがありますか? ないんですよ、そういう食べ 物は。もちろん薬にはありますよ。でも、そういう食べ 物はありません。食べ物にはビタミンCやカルシウムが、 成分として含まれているだけなんです。

ところが、いつの間にか煮干しがカルシウムの代名詞 になってしまうわけです。 ですから、栄養素を考えると、何を食べていいかわか らなくなるんです。栄養士などの仕事をする人は別です。

栄養素を考える

仕事にしている人は栄養素のこともしっかり勉強しなければいけないと思いますが、 普通の人が明日からの食生活の改善を考えるなら、コレステロールとかタンパク質と かを忘れたほうがいいんです。

そうすれば、食生活は非常にわかりやすくなります。  ここで、三つの錯覚を整理しますと、一つ目が、肉を食べたからといって筋肉もり もりになるわけではないということですね。二つ目が、欧米の食生活が理想ではない ということです。欧米の人には理想かもしれませんが、日本人にとっての理想ではな いんです。

三つ目が、栄養素を考えると食生活はわからなくなるということです。  おそらく、皆さんには、錯覚されていた人もいるだろうと思います。 「化学物質が増えたこと」より「ご飯を食べなくなったこと」が問題だ!

錯覚に注意

この三つの錯覚と、戦後の食生活近代化論や栄養改善普及運動によって、日本の食  生活がどう変わったかについて、一般論で言えばこうなると思います。

まず、あまりにも食生活が欧米化したこと。次に、あまりにも農薬や食品添加物の ような化学物質が増えたこと。ここまで気づけば、かなりまともな考え方をしている 人だと思います。

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